木の枝選びから木の皮を剥いて、削って形を整えて、
やっと魔法の杖として形が出来ました。
これで満足してもいいのですが、
握り心地がごつごつして、毛羽立っているのが気になってくる人も居るのではないでしょうか。
そこで、今回は、
握り心地を良くして、毛羽立ちを取るやすりがけをやってみましょう。
●目次●
・やすりがけの作業で準備するもの
・作業の時にそばに置いてはいけないもの
・やすりがけのやり方
●やすりがけの作業で準備するもの●
今回はやすりがけをするということで、
準備編で紹介したものに付け足す形で挙げていきます。
・紙やすり
写真に写っているものは紙やすりと呼ばれるものなのか定かではないですが、
ホームセンターに行くと百均よりも安価に入手できたりします。
・防塵マスク
うっかり木の粉を吸い込まないようにするためのもの。
木の粉は思ったよりも細かいです。肺の弱い方もそうでない方も付けるのをおすすめします。
●作業の時にそばに置いてはいけないもの●
地味に気をつけて頂きたいのは、
・扇風機
・温風ヒーター
など、強烈な風を巻き起こすものです。
私は開け放っていた窓で悲劇が起きました。
やすりがけした後の木屑は思ったよりも簡単に飛びます。
気をつけましょう。
●やすりがけのやり方●
まずは、荒い目のやすりから使っていきます。
番号が小さいと荒く、大きいと細かいです。
『100』と書いてあるものから使います。
ひたすらごしごしと、まんべんなく、
こすって滑らかにします。
まだごつごつしています。
つぎは、『240』と書かれたやすりを使います。
それが終わったら、『400』へ。
全てのやすりがけが終わった結果がこちらになります。
見比べると分かりますが、ごつごつ感が少し減っています。
これよりもすべすべが好きな人は、もっと細かいやすりをかけたり、
これよりもごつごつが好きな人は、一段階前で止めてみたりと試すとよいでしょう。
●やすりがけ編の終わりに●
まとめ
それでは、やすりがけ編のおさらいです。
・作業するときに周りに風の吹くものは置かない
・やすりの番号は少ない方からかける
・どれくらいやすりがけするかは人それぞれの好みでよい
さて、すべすべで触り心地の良い杖が出来上がりました。
でも、なんかまだ足りない。
そんな貴方は次の段階である『ニス塗り』をしてみましょう。
好きな色でコーティングしたり、
無色のニスを塗ってカビが生えるのを予防したり出来ます。
次回はその『ニス塗り』について書いていきます。
→『ニス塗り編』へ続く
執筆者:ゆうのめ