魔法の杖を飾りたい!素朴なワンドにガチョウの羽をあしらう【簡単な装飾編1】

 

 

前回までは、

木の枝を削り、簡単な節を作って、

ニスでコーティングをしてひとまず完成しました。

ですが、

『なんかこう、もうちょっと飾りが欲しい』
『でも雰囲気を壊さない程度のやつがいい』

 

そんな思いから、別のワンドを作って、
それに飾りを付け加えてみました。

今回はその様子をお送りします。

 

 

 

●目次●

・用意した飾りに使うもの
・飾りを付ける前の下準備
・飾りを施していく

 

 

 

●用意した飾りに使うもの●


飾りを施すために使用した道具と装飾物たちを紹介していきます。
今回は用意したものが結構多いです。

 

 

【装飾をするために使用する必要な道具】

・ペンチまたは平ヤットコ
丸カンを広げたり閉じたりするときに使います。
ギザギザがついているタイプだと、丸カンにぎざぎざがついてしまって見た目が悪くなってしまいました。
つまむところが平たいものをおすすめします。

・指カン
丸カンを広げたり閉じたりするときに、固定する指輪みたいな道具。
今回、私の指カンが家出をして行方不明だったので、
指で固定して開閉しましたが痛かったです。用意した方が良いです。

・縫い針
木のビーズの穴を広げるために使いました。
そのままだと中が毛羽立っていて、やりづらかったです。

・糸通し(ニードルスレイダー)
その名前の通り、糸を通すときにつかうのですが、今回は木製のビーズに糸を通すときに使いました。
謎の横顔が書いてある、家庭科の時にパッと見て何に使うか分からなかった道具。
正式名称はニードルスレイダー。かっこいい名前があったなんて知らなかったです。

・細くとがったもの(目打ち、など)
巻いた糸や紐の微調整をするときに使います。
細くて握りやすい取っ手がついているのでこれにしました。

 

【装飾に使う道具】

・ガチョウの羽
百均のアクセサリーパーツコーナーにありました。
真っ白なものよりも、少し灰色がかったものを選びました。

・カシメ
アクセサリーエンドパーツ。
ガチョウの羽の先のカシメが銀色だったので、古びた感じの金色の物にしました。

・丸カン
すこし太めの丸カン。こちらもカシメと合わせて古びた感じの金色の物にしました。

・木製のビーズ
小さい粒の木のビーズ。いろいろな色が入っていました。百均で購入。
中が通ってないものもあるので、よく見て使う粒を選びましょう。

・麻紐もしくは麻が混じった紐
結ぶ時の関係上、強く引っ張ったりするので、少々丈夫な素材が良いと思われます。
私は引っ張りすぎて何度かぶち切りました。力加減も大切です。

・上記の紐に似た色の細い丈夫な糸
今回はミシン糸を使いました。これで、木製のビーズを通し巻いて固定します。

 

 

 

 

●飾りを付ける前の下準備●


作業をする前は、作業台の周りを片して、
使う物や必要なものなどを、手の届く範囲に置いておきましょう。

 

それと、

ワンちゃんやねこちゃんが乱入してきたりないようにしておきましょう。
部屋にぶちまけられるのもそうですが、大切な家族が誤飲したら大変です。

 

ありとあらゆる危険を排除し、
集中できる空間を作るのが、快適な創作をするための第一歩です。

 

 

あとは、
細々とした下処理は最初のうちにまとめてやっておきます。

 

【ガチョウの羽の金具を取り換える】

ガチョウの羽のアクセサリーパーツを取り換えます。
取り換える前は銀色をしていますが、雰囲気に合わないので古びた金色の物に変えます。

 

 

【木製のビーズの穴を針で広げておく】

木製のビーズの中には、穴が通ってないものもあったりするので、
ここでちゃんとしたものを選んでおきましょう。
そして、穴を通しやすいように針でぐりぐりと広げておきます。

 

 

 

●飾りを施していく●


ここからは、いよいよ、
装飾の施し方についてご説明させていただきます。

 

1.木製のビーズを糸に通して巻いて固定する


下処理した木製のビーズに糸遠しを差します。

そして、先の方から出ている針金の方に糸を入れます。

 

今回は色違いのビーズを互い違いに五個、通してみました。

 

そしていよいよ、
ビーズを固定しながら紐を巻いていきます。

 

注意:
ここからの工程ですが、
糸で結ぶ所は写真だと大変分かりづらくなっております。
言葉で出来るだけ補足はしますが、分からなかったらすみません。

注意の補足:
この糸を結ぶ方法と同じ方法で、後に紐を結んでいるので、
糸の結び方の説明で分からなかった方は、
紐の方の写真を参考にすると分かりやすいと思われます。すみません。

 

まず初めに、
写真のように糸を配置します。
ビーズは右手側に全て寄せてあります。

 

最初は糸だけでぐるぐると、きつく巻いていきます。

ある程度まで巻けたら、
ビーズを手繰り寄せて表面にひとつ固定して一周させます。

これで、一個のビーズが固定できました。

ひとつ配置しては一周、ひとつ配置しては一周、と繰り返していくと、
杖の周りを一周した時にはこうなります。

ここまでできたら、糸を切って輪に通します。

そして下の方にちょろっと出ている糸を引っ張ると、
結び目が中に入って見えなくなります。

 

これで、糸でビーズを固定する作業はおしまいです。

 

2.ビーズ部分を避けながら、紐を巻いていく


まずは、杖に沿って紐をあてがって長さをとります。

 

そして、ビーズの部分を避けながら、糸を隠すようにして巻いていきます。

大体ここまで巻くと良いでしょう。

結ぶ途中で輪っかを作って結んでおきましょう。
ここが、あとで丸カンを使ってガチョウの羽をつなぐ場所になります。

 

 

そして、最後の方までぐるぐると解けない程度の力加減で巻いていきます。

 

もうそろそろ終わりが見えてきた、といったときに、
伸ばしっぱなしにしていた紐で輪っかを作り、固定するようにして巻き込みます。

この時の輪っかは、あとで自分が紐を通しやすい大きさにしておくとよいです。

 

ここまで綺麗に巻けました。

次は、巻いていた紐を毛玉から切り離して、
作った輪っかに入れて、途中から出ている紐を引っ張って、結び目をしまいます。

 

あとは、目打ちなどの細いなにかで、出てしまっているところを押し込みます。

 

これで、紐を巻く作業はおしまいです。

 

 

3.丸カンでガチョウの羽パーツをつける


 

これは難しくないです。

丸カンをずらして、ガチョウの羽パーツを入れて、また閉じる。
これでおしまいです。

これで一本の杖の簡単な装飾が終わりました。

 

 

●簡単な装飾(ガチョウの羽)編の終わりに●


まとめ

・用意するものは初めから用意して、制作環境を整えておく
・ビーズの選別や使う物の下処理はあらかじめやっておく
・紐を巻く工程は慣れると早く終わるが、コツをつかむまでが長かった

 

 

今回は、
素朴な木の魔法の杖を飾るということで、だいぶ控えめにしてみました。

装飾の方法はこれ以外にもたくさんあります。
ヒートペンで模様を描いたり、焼き込みで風合いをだしたり、とにかく様々です。

後々は、そういった物をつくれたら面白いかもしれませんね。

それと、

結ぶところの説明が写真足りずで、説明に難ありで申し訳ありません。
今度、結ぶところだけを取り上げた記事を書いてみます。

説明の仕方の部分も日々精進いたしますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ここの最下層の部分まで見てくださり、誠にありがとうございます。

 

実は、この他にも、

素朴な木のワンドに装飾をしたものがいくつか作ってあります。

次は、その子たちの紹介が出来ればと考えております。

 

では、その時まで。それでは!

 

 

 

 

執筆者:ゆうのめ

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